氣学の歴史は古く、陰陽思想から発展した易経（えききょう）、五行（ごぎょう）、遁甲（とんこう）などを集大成したもので、四千年～五千年前の中国に起源を発するとされています。太古より国作り、政治、戦と氣学の盤が利用されてきました。氣学を勉強することで、その時々の自分の天運、現象となって現れる社会の動きや自然現象の特徴を知ることができます。

氣学では60年ごとに上元、中元、下元と時代の象徴的な流れがあるとされています。上元は政治。中元は文化。下元は経済です。私たちが生きているこの時代は１864年江戸時代末期から始まった上元のなかの下元の時代にいます。下元の中でも2004年からの変化という流れの只中にいます。そして２０２４年には下元の終わりの20年が始まります。この時代はＩＴやロボットの時代とされています。私たちはこの大きく変化する社会の中で生き抜くため、明るく前向きに生きるために、時代の流れの先を見つめることが、大切となります。氣学はその道しるべとなるのです。